安いベッド

昔はベッドといえば高い家具という印象がありました。
デカイ=高い ですね。

でも、今はとても安いベッドが出回っています。

1万円以下のベッドも。
当店最安値のベッドはなんと8190円。(フレームのみですが)

ところが、先日、ポケットコイルマットレス付きのベッドの専用の引き出しが売れました。
8000円程度。
そのお客様はベッドの値段がそうだと勘違いされていました。
ポケットコイルマットレス付きのベッド。いくらなんでもそれは安すぎでしょう。
引き出しのみですよ。

デフレデフレ。
イヤですね。
お客様も勘違いされるし、コチラも勘が狂います。
品質と価格のバランスがメチャクチャになってきています。

高いもの=良いもの とは全く思いませんが、モノの価値が金額に反映していない状態は良いことでしょうか。
小売業者や生産者が歯を食いしばるにしても、そろそろ限界ではないでしょうか。
私も消費者ですから、そちらの側に立ってみれば安いに越したことはないと思います。でも、モノの値段が異常に安いことは、良いことばかりでしょうか。
モノに対する愛情は消えうせるばかりか、回りまわって自分の首を絞めていると感じてしまいます。
モノづくりやモノ売りの現場に携わっていなくても、皆さんそう感じるのではないでしょうか。