いい家具を見分ける方法

ベッドに限らず、引き出しのある家具は、その引き出しがどのようになっているかで「良い家具」は簡単に見分けることができます。

(一例ですし、絶対的な基準ということではありません)


引き出しを抜いてみてください。
中はどうなっていますか。
空洞? それとも各引き出しの形にぴったりのボックスになっていますか?

空洞の場合は、引き出しのレール部分だけがあって、引き出しを覆う箱がないということです。
横の引き出しや上下の引き出しが見えていたりします。
つまり、たとえばベッドの場合、ベッドの枠そのものが引き出しの覆いとなっているわけで、脚付きのベッドなら室内の空気がそのままベッドの下に流れているし、引き出しの中にも流れているということです。
部屋の中にむき出しで置いてあるのと同じということになります。

ま、だから湿気がこもらないということもあるでしょうが、加湿器をしていたりすると、また梅雨時はその湿った空気が引き出しの中にも同じように流れているということです。
埃も含めて。

それに対して、引き出しそれぞれがボックスに収納されている場合は、その逆ということになります。

どちらが良いものか、は一目瞭然ですね。


ただ、当然のことながら、ボックスタイプの引き出しの方が、材はたくさんいるし、万一組み立てベッドの場合は、組立工程が大変なことになります。
価格ももちろん高め。


どちらがいいか、はそれぞれの個人のお考えでしょう。